オタク自省録

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懐古勢ディズニーオフ 前編

はじめに。

この記事は身内ネタの極めて個人的な日記である。よって、わずか十名の想定読者のために(自己満足ではあるが)書いていく。申し訳ないが不特定多数向けではないので悪しからず。

 

「私たち、東京に遊びに行くよ~!」

 

うり変人のそんな感じのPRから今回のオフ会企画は始まったような気がする。筆者は旅行(というか関西が好き)なので、懐古勢との小規模オフ自体は年に数回行っていたし、地元山口勢の皆とはオフと銘打たずとも会っていた。関東に住むため、なおちゃんふなこしとも極まれに遊んでいた。しかし、はるか遠く大陸を隔てた海の先、佐賀県民の御二方に見舞えることはなかった。うり変人は変人なので一度吉祥寺に来た事があったが、変人なので統計における外れ値のようなものとして扱っておく。

結論から言うと、今回のオフは懐古勢の10人が初めて同じ場所に集まる歴史的瞬間なのである。5年も馴れ合ってきておいて初めてである。それ故関西に住む二名の猫使いが男を理由として欠席したことに対して筆者は大いに憤った。しかしよく考えれば彼女らは人としてあるいは女性として当然の選択をしたまでのことであったので、筆者の憤怒は所以のない独りよがりなものであった。

 

なんてことを振り返りながら集合場所の原宿駅竹下通り口に着く。時間は午前10時。電話をしながらうり変人と合流を目指す。「いまどこおるん?」「えーと竹下通り口?におるよ」などとやりとりをしていたのだが、筆者の記憶の中にうり変人の顔が実に曖昧に記録されていたため、駅前にたむろする人だかりのうちどれがうり変人なのか判別がつかない。電話を繋いでいるのだから、携帯電話を耳に当てている人物がそうだろうと抜群の推理力を発揮して絞り込みをするも、チキンハートの筆者が誰かしらに話しかけることは不可能かのように思われた。

 

「わだそ」

合流の方法を考えあぐねた筆者にうり変人は熱い視線を送り、ちょこっとだけ声をかけてきた。ここにおいて初めて彼女の顔を思い出した。しかしどうも記憶にある彼女と目の前にいる女性の顔が一致しないので「うりってこんな顔だっけ」ととぼけておいた。

顔を覚えていたなかったのが癪だったのか、うり変人は筆者に義平氏が誰だか当てろと指示してきた。これはもう完全にお手上げである。筆者やたこアレのようにフリー素材化している人物ならまだしも。とりあえず義平に電話し、今どこかと聞くと、すぐそこにいるとのこと。例の如くチキンハートの筆者が誰かしらに話しかけることはできないので、うり変人に教えてもらった。

平氏は筆者の予想に反し(というか大半の人の予想に反していると思うが)、ややエキセントリックな風貌をしていた。筆者の美的知識には限界があるため『お洒落なおかっぱ』としか表現できないが、そんな感じの金髪のようなメッシュがかった髪型には素直に惚れた。義平さん、カッコいいです。

そうはいっても初対面であるため、SHISHAMOのベースみたい」などと月並みな反応をしてその場を凌いでいると船越から電話がかかってきた。彼女もまた原宿についたらしい。そうしてなんやかんやあって合流。船越を見つけるや否や、筆者を置き去りにして彼女に殺到する佐賀県民たち。どうやらふなこしのことを大変気に入ったようであるが、こういうミーハーなところが彼女たちがカッペと揶揄される理由なのである。ちなみに到着したばかりのふなこしの隣には彼氏らしき男が佇んでいたが、筆者は彼のことを知らないし、即刻その場を立ち去りどこかへ消えていってしまったので割愛する。

 

そんなこんなで朝の竹下通りを4人で散策していた。原宿特有の何やらケバケバしい衣服を見たり、巨大な七色のうんこをモチーフとしたわたあめを食べたり、女性3人でお揃いのアクセサリを買ったり、うり変人がその場でそれを失くしたりした。(一応)女の子3人が戯れているのを眺めていると、懐古勢一闇の深い男が原宿に到着したので合流に向かう。

竹下通りの入り口、女子中高生が出入りするそこに日本一似つかわしくないと言っても過言ではないであろう彼、小二巫女がこちらを見てはにかんでいた。彼とも実は高校卒業以来会っていなかったので久しぶりなのだが、高校生の頃の比ではないほど瞳に闇を溜め込んでいたように感じた。「チッスチッス」と、陰キャともウェイともとれない謎の挨拶からも、彼が自衛隊に入りどれほどの荒波に揉まれてきたのか察してしまう。小二巫女と合流してからはランジェリーショップに入ったりして原宿を楽しんだ。

 

そうこうしていると、たこ焼きアレックスことたこアレ(この正式名称を知っているのは筆者ぐらいではないだろうか)とレイニー氏もやってきて、いよいよ大世帯の体を成してきた。たこアレとは雑貨屋の店頭で合流したのだが、筆者たちを見つけた途端「はじめましテ!!たこアレデス!!!!」と幼稚園児並みのボリュームで騒ぎだしたので、ここは猿山ではないと伝えておいた。筆者の必死のボディランゲージが功を奏したらしく、それ以降は比較的おとなしくしていたように思う。レイニー氏はスカートを履いていた。

 

そうして全員揃ったので、山のような生クリームで有名なパンケーキ屋、エッグスンシングスに入店することとした。佐賀県民二人に原宿を案内すべく、小二巫女に順番待ちを託したのだが、案内すると言いつつそこら辺をふらふらするだけで終わったし、それなら筆者も順番待ちに参列すべきであったので、正直申し訳ない気持ちでいっぱいであった。その間たこアレは似顔絵を描いてくれる店で仮面ライダーのコスプレをした彼の絵を描いてもらい、たいそう御満悦であった。やれと言ったらなんでもやってくれる彼が筆者は好きである。

パンケーキ屋では残飯のようなポテトをたこアレが注文したり、結局山盛り生クリームのパンケーキを頼んだのは筆者だけだったり、酒を飲んだり、生クリームに辟易したところ残飯のようなポテトが一番美味であったりした。このようにして、懐古勢の皆々と一つのテーブルを囲んで食事をする光景を筆者は夢想したりしなかったりしていたので、勝手な親心でほっこりしていた。ほっこりした勢いでたこアレの残飯ポテトにメープルシロップをかけたりした。

 

甘味を堪能したところで本日のメインイベントである千葉ディズニーランドに向かうこととした。原宿からディズニーまで50分もかかる。長時間の移動に退屈しないよう、たこアレに「これがパリコレの最新モデルだから」と詐術を用いて、わけのわからない服装で東京駅を歩かせた。ちなみに船越氏はここで所用により離脱したため、たこアレのパリコレモデルを知らない。

そんなこんなで舞浜駅にたどり着き、我々は夢の国、東京ディズニーランドに足を踏み入れたのであった。

後編へ続く。